準完全栄養食「納豆」の栄養素がすごい
手軽に摂れる高い栄養食品「納豆」!!
好き嫌いが大きく分かれる食品ですが、完全食には及ばないが非常に栄養素の高い食品として「凖完全栄養食」と呼ばれています。
※準完全栄養食とは:完全栄養食までは満たないが非常に高い栄養素を持つ食品のこと
今回の記事では、そんな準完全栄養食の「納豆」のことを下記のような目次でお話していきます!ぜひ参考にしてください!
目 次
■納豆が凖完全食として呼ばれる理由
納豆には、第6の栄養素と言われる食物繊維もたっぷり!
それに5大栄養素も全て含まれている準完全食です。またナットウキナーゼという納豆独自の栄養素も含まれています。
納豆を完全栄養食と呼ぶサイトもありますが、完全栄養食に含まれている栄養素が少し足りてないため、正確には納豆は“凖”完全栄養食と呼ばれています。
■納豆の栄養素・基礎知識
・納豆の基礎知識
納豆は、蒸した大豆を納豆菌によって発酵させた発酵食品です。
発酵によって大豆よりも栄養価が高く、大豆にはない有効成分も含まれた納豆は日本のスーパーフード!
納豆は作りたてが一番おいしく、栄養価が高いので製造月日が浅いものを選びましょう!
・納豆の栄養素
-タンパク質
納豆の原材料の大豆には良質なタンパク質を豊富に含みます。
※この良質なタンパク質とは必須アミノ酸がバランスよく含まれるタンパク質のことを言う
-ナットウキナーゼ
納豆菌によって作られる納豆独自の酵素
ナットウキナーゼは、血栓を溶かす働きがあり、生活習慣病の予防にも効果があると言われています。ただ、ナットウキナーゼは熱に弱いため、すべての加熱調理、熱々のごはんにかけてしまうと効果が失われてします。ご飯にはかけず別々で食べるようにしましょう!
-ビタミン類
ビタミンB群とビタミンKが豊富!
ビタミンB群は細胞の再生や成長の促進、脂質や代謝に関係していて美容に効果的とされています。
ビタミンKには血液を凝固したり、カルシウムが骨になるのを助けたりする栄養素なので、骨粗鬆症気になる方には特におすすめ!
野菜や海藻にも含まれていますが、含有量では納豆のほうが多いです!
しかし、納豆にはビタミンA、ビタミンCがほぼ含まれていないので完全栄養食として食べるなら、薬味や他の野菜をプラスすることがおすすめです。
■納豆のおすすめポイント
ポイント1 安くてコンビニでも手に入る
納豆の魅力は価格の安さ!スーパーでは基本的に100円以下で買えるものが多く、コンビニでも売ってない店舗はないほど手軽に買える商品です。
1つや2つ家にストックしておくのもいいですね!
ポイント2 冷凍保存可能
納豆の賞味期限は、通常数日。買いすぎて期限内に食べきれなくて捨ててしまったことはありませんか?
賞味期限の切れた納豆はにおいがきつく、また食感も悪くなると言われています。そうなる前に冷凍保存をしましょう。パックごと保存もできますが、パックから出してラップに包みジッパー付き保存袋に入れて冷凍するのもよいでしょう。これで1ヶ月冷凍可能!冷凍しても、納豆菌やナットウキナーゼなどの栄養素が失われる心配はないのでご安心を。食べる際は自然解凍してください。
■ちょい足しで栄養価アップ食材
そのままでも十分栄養価の高い納豆ですが、ちょい足しすることでさらに栄養価アップが見込めます!
・ネギ
納豆にネギを入れることで、ネギの硫化アリルという成分によりビタミンB1の吸収が高まります。ネギだけでなく、ニラやにんにくにも同じく硫化アリルが含まれているので同様の効果が期待できます!
・キムチ
同じ発酵食品のキムチをプラスすることで腸内環境を整える効果がさらにアップ!納豆菌がキムチに含まれる善玉菌である乳酸菌の増殖を助け、悪玉菌の増殖を防ぎます。
・トマト
5大栄養素のすべてが含まれる納豆ですが、ビタミンCやビタミンAなどのビタミン類は少ないんです。トマトと一緒に食べることで、不足しているビタミンやβカロテンを補い、お肌を健康的に!
・アボカド
納豆の味と相性がいいアボカド。実は栄養面でも相性抜群!
血中コレステロールを下げて糖の吸収を抑え、腸を刺激し腸内をきれいにしてくれる働きも。
実はビタミンC含有量が少ない納豆、そのためアボカドでビタミンCを補ってあげれば、栄養面ではほぼパーフェクト食材!
■まとめ
納豆は安く、手軽に取れる栄養食品の代表格です。
単価の高い完全栄養食の商品には手が出ないという方は、スーパーでも買える食材から始めてみるのがおすすめ!
納豆はごはんのおかずになりますし、冷凍保存も出来る点が非常にいいですよね。
納豆には数え切れないほどの栄養素がたくさん含まれています!毎日積極的にとるようにしましょう。